太田母斑はレーザー治療で治ります!

太田母斑とは、顔の額、目の周囲に現れるアザのことを指します

顔の片側だけにある場合がほとんどですが、ごく稀に両側に出現します。

結膜や口腔粘膜などデリケートな部位に現れてしまう場合もあります。

患者さんが小さい頃は明るくはっきりとした青色のアザですが、歳をとったり、紫外線を浴びるにつれて少しずつ色が黒ずんでいきます。

思春期に突然発生するパターンもありますが、上記のような色の経過や結果は生まれつきの場合とほぼ変わりません。

しかし、このように悩みの種になりうる太田母斑は、レーザー治療で治すことが可能です。

この症状は青アザの一種と分類されていて、発現した部位や色味によってそれぞれに名前がついています。

青アザの原因は、皮膚自体の状態は正常であるにもかかわらず、本来表皮と真皮の境にあるはずのメラノサイトが真皮内に存在するためだと言われています。

ですから、この真皮内のメラノサイトを壊すことがレーザー治療の目的となります。

複数回の治療を重ねるごとに、アザの色がだんだんと薄く、徐々に小さくなっていくなどの効果が実感できます。

レーザー治療の進展具合には個人差がありますが、目安としては2〜3ヵ月毎にアレキサンドライト(Qスイッチ)レーザーを使用した治療を5〜10回繰り返します。

全体の治療期間は、平均すると1〜2年です。

治療費の目安は1c?〜で税込13,200円ですが、太田母斑は保険適応可能な場合があります。